9月3日対阪神 またも死球が、、、
ヤクルト1‐7阪神(ヤクルト6勝:阪神15勝:1分け)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
なんとも恥ずかしい試合をヤクルトはしてしまいました。
ヤクルトの先発はドラ1ルーキーの吉村です。吉村の2勝が阪神からのものとはいえ、故障上がりで3か月ぶりの一軍マウンドです。守備も打撃も含めチーム一丸でバックアップしてあげなくてはいけないところです。
ところがよってたかって吉村投手の足を引っ張るわけです。
1回の表、阪神近本の低いライナーの当たりがライトへ飛びます。サンタナはこれをぎりぎりキャッチできると見たのか、前進して見事に後逸、打球は外野を転々。近本は三塁に到達。(記録は三塁打)もちろんキャッチできればナイスプレーになるわけですが、サンタナにそれを期待してはいけません。ということでいきなり吉村はノーアウト3塁のピンチを迎えます。
この後中野を四球で出し、1・3塁。サードランナーは俊足の近本ですから、1失点は仕方ないところです。
ここで吉村は踏ん張り、3番ノイジーをぼてぼてのサードゴロに打ち取ります。1点は仕方ないとして5‐4‐3のゲッツーのチャンスでした。捕球した村上はボールを握り損ねたか併殺を焦ったか、セカンドへ投げた球は山なりの大暴投。
サードランナーの近本は当然生還。打者のノイジーも二塁へ、ファーストランナーの中野は三塁へ進塁しました。
吉村投手から見ればあれよあれよという間に1失点ノーアウト2・3塁といつの間にか大ピンチとなったわけです。
サンタナと村上が「普通」の守備をしていればまだ無失点・2アウト・ランナー3塁(近本)だったわけでこれはえらい違いです。
頭の中が真っ白になった吉村投手は何とか大山を仕留めますが、次の佐藤輝選手に3ランホームランを浴び初回に4失点です。そのままショックが癒えず吉村投手は2回にも2失点します。3・4・5回は何とか立ち直り、6回には森下選手の一発を浴びますが、結局6回、104球を投げ、8被安打、1与四球で7失点・6自責点でした。なんとも気の毒な結果です。
一方阪神の先発の伊藤投手はやる気のない?ヤクルト打者陣をすいすいと片付け9回、90球、5被安打で9回の赤羽選手の本塁打による1失点のみでした。赤羽選手の一発がなければヤクルトはあやうく伊藤投手にマダックス(100球未満で完封)を食らうところでした。
さてもう一つのポイントは9回先頭打者の阪神近本にヤクルトの山本投手が死球を与えたことです。近本選手は脇腹に巨人高梨投手から死球を受けろっ骨を骨折、立ち直ったところでした。その近本選手の脇腹にまたも死球です。近本選手は悶絶しそのまま退場しました。わざとではないと思いたいのですが、先日も今野投手が阪神梅野捕手に死球を与え指を骨折、梅野選手は今季絶望なんて事件が起きたばかりです。
試合後怒り収まらぬ阪神岡田監督は怒りの言葉とともに、2連覇したヤクルトの現状をさげすみ、王者がこんな汚い野球をするのか、と憤懣やるかたない状態でした。
決して高津監督や伊藤コーチがぶつけろ、なんて指示を出すわけはありませんが、「ぶつけてもいいぐらいの気持ちで内角をつけ」くらい言ってそうな気がします。
このヤクルト投手陣の死球の多さはたびたび言及していますが、こと相手選手の選手生命を奪いかねない行為です。手が滑りました。ではすみません。オフの課題の一つです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています